Devilish heart

~ラプンツェルの塔にて~ 「たーだいまv…って、またお前もいんのかよ;」 (宝石店の袋片手に、なぜかこっちにご帰宅のヘル) 「うおっ!?どちら様ですか?…ってヘルかー。 私はファイル整理アオちゃんに手伝って貰ってたんだもんねv」(同じく、ちゃっかり居るソウ) 「おかえり。(って言うのかなこの場合…)ヘルくん凄いかっこだね。」 (ソファーでお昼寝アクルクスに膝を貸したまま、散らばった紙類を纏めてるアオちゃん) 「アオ~疲れたっ!」(ごてごてな格好のまま、アオちゃんの背後に回り抱きついてすりすり) 「…騒がしいな…。(ちっ。いいとこだったのに。←アオちゃんの夢見てた?)」 「あ、ごめんアクル。起こしちゃったかな。」(よしよし、とまた寝かしつけようとする) 「……まあ、アオが楽しいならそれで許す。」(撫でられた手を取り、軽く口付けるアクルクス) 「―――あれ、何かと思ったらおみやげ、ヘルの写真ばっかじゃん…(イラネ)」 (すでに袋を開けてるソウ) 「俺も仕事だったんだよ!あの"Lucifer"の宣伝モデルv(自信満々)すげーだろ。」 「えええっ!?ヘルにしてはでかい仕事っ!!凄いじゃん!!」(大興奮のソウ) 「あれ、この宝石店て・・・。」(ノベルティ見て、ブランド名に覚えがある様子のアオちゃん) 「ん?どうしたアオ?」(←ヘル) 「えっ・・・(ギクリ)あの、何でもないよ。」 「そういえば一ヶ月前に、俺の所にも来たな。」(眠そうにしながら、さらりと言っちゃうアクル) 「(アクルー!言っちゃ駄目だよそういうこと。)」(←慌てるアオちゃん) 「ええええぇっ!?」(←ソウ) 「はぁっ!?マジで!?…つか、俺この仕事受けたの先週…」(ちょっとショックなヘル) 「で、何で断っちゃったの?」(興味津々) 「見世物になる気はない。それに…。」 「それに?」 「"アオと一緒なら出てやってもいい"って言ったら、アオに断られた。」 「だって・・・恥ずかしいし。ヴィラさんにも"あまり公の場に出るな"って言われてるし。」 「ええええええぇ!?それ、すごい見たかったなぁぁぁ…」(項垂れるソウ) 「俺に"Lucifer"をやれって言うなら、"Lilith"役でアオがいても可笑しくないだろ?」 「でも、もう終わったことだし。(ヘルくんがさっきから動かなくなってるよ。)」 「…俺、"Lucifer"より"Lilith"やりたかったかも。(もっかい売り込んでこようかな)」 『そっちかい!!』
end